Claude Code のようなエージェント CLI にすでにお金を払っているなら、ターミナルのウィンドウ 1 枚で使いきれる以上の力が手元にあります。モデルは計画を立て、コードを書き、テストを走らせ、自分のしたことを説明できます。ひとりでできないのは、同時に 5 人になること、誰が何をしているかを把握すること、そして一日の終わりに正直なレポートを 1 本まとめて渡すことです。
SuperDevSpace は、この隙間を埋めるために作りました。すでに使っている CLI を小さなチームに変えるデスクトップアプリです。仕事を計画する manager と、それを実行する worker。どちらもそれぞれ専用のターミナルと専用の git worktree で動きます。
ターミナル 1 つにエージェント 1 つ、の問題
コーディングエージェントひとりとの作業は、タスクが 1 つなら快適です。ところが同じリポジトリでやることが 3 つになった瞬間に崩れます。
- 2 つ目のターミナルを開くことはできますが、今度は 2 つのエージェントが同じチェックアウトを編集します。片方がテストスイートを走らせている最中に、もう片方はリファクタリングの真っ最中です。
- あなたがプロジェクトマネージャーになります。仕事を分け、どのターミナルにどのタスクがあったかを覚え、セッションからセッションへコンテキストを写すのはあなたです。
- 何が起きたかを誰も記録しません。昼食から戻ったとき、手がかりはターミナルのスクロールバックだけです。
どれもモデルの問題ではありません。組織の問題です。そして組織化は、ソフトウェアが得意とする仕事です。
| ターミナル 1 つ、エージェント 1 つ | SuperDevSpace の organization | |
|---|---|---|
| 衝突なしの並行作業 | ✗ | ✓ |
| worker ごとの worktree とブランチ | ✗ | ✓ |
| ボード上のタスクに分割された仕事 | ✗ | ✓ |
| タスクごとの書面レポート | ✗ | ✓ |
| 取り込む前に diff を自分で確認できる | ✓ | ✓ |
| すでに払っている CLI で動く | ✓ | ✓ |
SuperDevSpace が実際にやること
SuperDevSpace では、リポジトリ 1 つが 1 つの organization です。各 organization には manager がいます。本物のターミナルで動く本物のエージェント CLI セッションで、画面で見ることも、直接入力することもできます。manager には普段の言葉で指示(ディレクティブ)を出します。キーボードで入力しても、音声入力で話しかけても構いません。
図をテキストで見る
flowchart TD
you["あなた"] -->|"指示"| mgr["manager"]
mgr -->|"ボードにタスク"| board["スプリントボード"]
board --> w1["worker:フロントエンド"]
board --> w2["worker:QA"]
w1 -->|"レポート"| review["manager のレビュー"]
w2 -->|"レポート"| review
review -->|"スカッシュマージ"| main["あなたのメインブランチ"]
review -->|"1 本のレポート"| youそのあと manager は、チームリードがやることをそのままやります。
- 計画する。 スプリントを開き、指示をボード上のタスクに分解します。各タスクには短いブリーフが付きます。
- 採用する。 タスクごとに worker を採用します。worker はそれぞれ、自分専用の見えるターミナルタブで動く本物の CLI セッションで、フロントエンド開発者や QA エンジニアといった役割を持ちます。
- 切り離す。 worker はそれぞれ専用のブランチに専用の git worktree を持つので、並行作業が 1 つのチェックアウトでぶつかることはありません。その仕組みは別の記事で解説しています。
- レビューする。 worker は作業を終えるとレポートを提出します。manager がレビューしてブランチをマージし、問題があれば修正を依頼します。
- 報告する。 5 つのスクロールバックではなく、まとめられた 1 本のレポートが届きます。

いつでも割って入れます。どのエージェントにもチャットビューと本物のターミナルがあります。1 つのセッションを 2 つの見方で見るだけです。変更はすべて、それを生んだ会話の隣に diff として表示されるので、メインラインに入る前に自分で確認できます。

あなたのサブスクリプション、あなたのマシン、あなたのコード
いちばん重要な設計判断は、いちばんシンプルな判断でもあります。SuperDevSpace は、あなたがすでに払っている CLI を動かします。 モデルへのアクセスを再販することはないので、SuperDevSpace のサブスクリプション以外に、実行した内容が私たちからの請求に載ることはありません。
この判断には、私たちが気に入っている帰結があります。
- エージェントはあなたのマシン上のローカルプロセスとして、ローカルのリポジトリに対して動きます。ソースコード、プロンプト、ターミナルの出力、ファイルパスが私たちのサーバーに送られることはありません。アカウントサービスが保存するのは、アカウント、サブスクリプションの状態、デバイスの一覧だけです。
- CLI は organization ごとに選べます。 Claude Code、OpenAI Codex、Gemini CLI、Aider、Qwen Code、Cursor CLI、OpenCode から選択できます。現時点でアプリが最も深く扱えるのは Claude Code です(フック、セッション再開、MCP ツール、権限への応答)。残りの 6 つも起動して動作します。アプリはそれらを実験的と表示し、まだつながっていない機能を、黙って失敗する代わりに教えてくれます。
- 私たちのクラウドに閉じ込められるものはありません。 仕事をしているクラウドがそもそも存在しないからです。
最初の指示を出す前に、CLI とリポジトリが想定どおりの場所にあるか確認しておくと安心です。
$ claude --version
$ cd ~/code/your-project
$ git statusチームを支える周辺機能
チームにはターミナル以上のものが必要です。どのプランにも含まれるものをいくつか紹介します。
- 事実を語るボード。 スプリント、タスク、ブリーフ、レポート。レポートには、うまくいったことだけでなく失敗したことも書かれます。
- Inspector。 動いている Web ページの要素をクリックすると、コンポーネント、ファイル、行番号を添えてエージェントに送れます。Vite、Next.js、静的サイトに対応しています。
- スマートフォンからの承認。 エージェントに判断が必要になると、あなたに尋ねます。スマートフォンアプリにはボード、エージェント、保留中の承認が表示されるので、席を離れていても権限の確認に答えられます。
- organization ごとのホワイトボード(Excalidraw)。エージェントが読むことも、描き込むこともできます。
Premium では、さらに踏み込んだ機能が加わります。Penpot をベースにしたデザインモードと、ファイルに直接描く Designer エージェント。指示を決まった時刻に実行するスケジュール。そして Mac 上の manager が Windows PC 上の manager に仕事を渡せるピアリンクです。詳しい比較は料金ページにあります。
約束しないこと
エージェントのチームにも、やはりボスが必要です。何を作るかを決めるのも、メインブランチに入れるものを承認するのも、あなたです。
試してみる
トライアルは Premium を 14 日間、カード登録なしで使えます。CLI のサブスクリプションもコードも、あなたのものです。自分のリポジトリでチームが働く様子を見たいなら、SuperDevSpace をダウンロードして、manager に最初の指示を出してみてください。